■買い方が明確

スーパーなんかは営業時間と定休日さえわかればいつでも好きなときに買いにいける からいいんですけど、どうやったらいいかよくわからない業種の場合、あるていどわかる ようにしてあげないといけません。

「まずはお電話を」っていうコピーがあるように、「電話すればいいのか」というのがよく わかるのがいいのです。

たまにチラシにメモがついてるやつがありますよね。ああいうのは、自分が何を聞きたいのか をメモするためと、聞いた内容をメモするためにあるんですが、そういうことが書いてないので 何のためのメモなのかよくわからないまま放っているんです。

ひとこと、「聞きたいことがございましたら、このメモをご利用ください」って書いとけばいいのに そんなのわかってるだろと思って書かないのです。みんながみんな知ってるわけでもないし そういうところの詰めの甘さが不親切さにつながるんですよね。

そう、それで、買い方が明確というのはお客さんがどのように接していけばいいかを教えて あげることなんです。業種ごとに当たり前だとおもいこんでいてちゃんとしないところと ちゃんとするところとで差が出ます。たったこれだけのことで負けたくないですよね。

■反応できるものを入れる

ものすごく高いものが少し安くなりましたというふうにやると、買う人が居なかった場合 まったく反応してくれません。反応してくれないと、本当に見てくれたのかどうかがわかりません。 そうなると次にどこをどう改善すれば良いのかわからないので、一向に問題を解決 できないわけです。

こうなると、ずっと反応がない場合、ずっとそこにお金をかけるわけですから、無駄な投資を し続けることになります。こういうのは初めての人がよくやってしまう失敗なんです。

これを改善するには、たくさんの人が手が届くものを入れなければなりません。それが 「質問するだけでもいい」とか「見積もりだけなら無料です」という言葉だけでもいいので 何かしら反応できるものをいれてあげます。

一番良いのはすごく安いものを売ることです。本当はその商品がメインじゃないけど それでお店に来てもらって、メインの商品の説明をさせてもらう。そう考えると 広告はとてもいい武器になります。

■どんな会社か、イメージが沸く

新しいお店に行くとき、不安じゃない人はいないでしょう。そういうこともあってどんな 人がいるのかどんな場所なのか教えてあげるのがいいです。だからお店の写真とか 載せるのです。

建物がぼろいからいやですか?そんなことはありません。そういうときは「味のある」 っていうんです。そうすると笑ってくれて、それで終わりです。怖いのは建物では ありません。人なんです。建物がぼろいから怖い顔の人が出てきてっていう想像を してしまうのが人なんです。だから「味のある建物」って書いてあげると、ちょっと 安心するんです。

こういうときに重要になってくるのが、あなたがどんな人なのかわかることです。 無理して苦笑いの顔写真を入れる必要はありません。こういう文章でも相手が どんな人なのか想像するでしょ?そんな風に想像させて知ってもらう。 それでもいいのです。安心してもらえたら。

字は人を表す。大企業のホームページを見ると手書きのサインが書いてあったりしますよね。 あんなのでもいいんです。だから結構何でもできるといえば広告ってすごく便利 なんです。肩の力を抜いてやればいいのです。いるのはそれをやってのける勇気だけです。

■地図はまじめに

単純な話なんですけど、地図見てお客さんがお店にこられないなんて 最悪です。デザインでかっこよくするのは構いませんが、来れるような デザインにしてください。

ポイントとしては、大きい建物か見える建物を入れます。有名な道路の 名前を入れます。有名なお店を入れます。バス停はなるべく入れてあげ たほうがいいでしょう。歩道橋も目印になります。

自動車で行く場合は、交差点の名前(案内標識があれば)を入れます。 どこに信号があるのかを入れます。駐車場の入り方を入れます。 一方通行の場所も入れます。

入れない道は、点線だけ入れます。

できたら、どうやっていったら一番早いかルートも書いてあげるといいです。

お客さんが迷うと、ちょっとイライラして、くることもあります。 そういう場合はできる限り優しくしてあげてください。

■商品の説明をなるべく入れる

さすがにトイレットペーパーの使い方を入れると、変なのでそういう意味 ではなく、たとえば、トイレットペーパーなら、「やわらかくて、使いやすい」 とか、そういうものです。

たくさん商品があると、「どれを選べばいいの?」となる場合があります。 そういう時、商品の微妙な違いを書いてあげると選ぶスピードが上がります。 お客さんが悩んだり、迷ったりすると、買いにくくなるので、効果は減ります。

あまりに迷うと、「他の業者も見てみよう」という意識に変わります。

こういう言葉は読んでいないように見えて、実際は読んで判断しています。 気づきにくいことのひとつでもあります。

■住所とか商品名の注意

住所とか、電話番号は、間違いに気づきにくい場所です。 「まさか間違うわけがない」と思っているので、よく間違えます。 原稿のミスが本当に多いです。一番注意すべきところはこういうところです。 何度も見て欲しいですが、あまり見すぎると分けが分からなくなるので、 時間を置いて、気分を変えてから見てください。

そうすると、結構たくさん出てきます。

文&イラスト:木村太郎(デザイナー)


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