基本になるイメージ

1、自分の趣味で作ったお店の場合
チラシのイメージは自分の趣味と同じイメージで作ると良い。お店のデザインから自分の趣味でやっているはずだからチラシも同じイメージにする。自分の趣味で作ったお店でも長く続けていて社員が5人以上になってきたら、一人のイメージでは足りなかったり、他の社員と合わなかったりするので、変えていく必要がある。

2、自分の趣味ではないお店の場合
チラシをクライアントの趣味で作ると、そのチラシを見て来るお客さんは、クライアントと趣味の合う人だけである。クライアントがマニアックな趣味なら、マニアックな人しか来ない。そういう人の人数は少ないので来るお客さんは、[店に行こうと思った人/マニアックな人]なのですごく反応が悪いことが分かる。(4の何らかの理由で怪しまれる原因の一つ)

方法

・なんだかよく分からない時
とりあえず何かしないといけないので、自分の趣味か、一般的なイメージにしておく。時間があれば他の同業種のチラシも見ておくと良い。業種によって使われない色や言葉があるはずである。そういうのをいつもチェックしておく。他社がやっていないこと(やっていることが分かればよい)を見つけて、その路線を探ってみる。

・何度かチラシを出したことがある。
チラシを作ってあまり効果がない時、他社が使っていないカラーやイメージを使ってみる。他社がやっていない企画を試してみる。

チラシのイメージはターゲットの趣味で作るべきである。

ざっくり分けると
10〜25歳は外国が好きである。
若いので自分の身近にある安定したものよりも不安定で常識はずれなものを好む傾向がある。
25〜35歳は外国は好きだがだんだん日本も好きになってくる。商品のイメージによって和と洋を使い分けると良い。
35歳〜50歳になると和が濃いめのイメージが好きである。和は癒しのイメージと近い。仕事につかれているのか、癒しを求める傾向にある。

ターゲットが求めている、イメージ、色、形、好きなものなどをちりばめていくと求められているものになる。(これができたら1と2の半分は解決する)チラシの目的が「売ること」であって「店に置けば絶対に売れる商品」なら、そこまでイメージにこだわる必要もない。(商品によって、例えば車などの高価な商品や契約するタイプの商品の場合はイメージにこだわる場合もある)

イメージカラー

これはイメージと似たような使われ方をする。イメージカラーの目的は単純にお客さんが店を見つけやすくするためだけに使われる。どうやって色を決めているのかというと、たいていの場合ほとんど店主の趣味である。これも、できたらターゲットの趣味にしたいところだが、どうやってお客さんからイメージカラーを聞き出すのかが難しい問題だ。こういうのは普通「慣れている人」が決める。世の中には2年先のトレンドが読める人もいるのだ。

目を引く何かを入れる

目を引くものをチラシに入れていると、お客さんに見てもらえる。(1の問題解決)目を引く何かには、写真、キャッチコピー(フレーズ)、イラスト、キャラクター的なもの、激しい色遣い、びっくりするサービスや価格や限定商品、タレントの起用、などがある。こういうのは大抵常識はずれのものである。常識を守りすぎるとこういうものは生み出せない。

目を引くこととは

「目を引く」とは、たとえばお皿を洗っている時に、手がすべってお皿をおとしたとき、お皿が割れる一歩手前が目を引く状態である。普段の生活において滅多に起こらないようなことであるし、滅多に見ないことでもある。

普段からテレビや何かで面白いことをやっているのを見て、そこに慣れてしまっているのでちょっとのことでは驚かない。こんな人がもしか、たくさんいるようなら、面白いことをするのは困難である。だからといって何もしないと何も起こらない。何事もチャレンジである。

文&イラスト:木村太郎(デザイナー)


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